ああ!無駄使い。
2016/09/25
連日、豊洲新市場の話題で持ち切りです。
何が何なのか、分かりません。土壌汚染対策で専門家会議が4.5mの盛り土を
しましょうと決めたのに、完成した建物の地下には空洞が有り、この部分に盛り土が
なされていない。しかも大量の水が浸水しており、どうやら地下水らしい。
(東京都は雨水と主張するも、専門家はイオン成分が地下水と一致するので地下水と断定)
地下水なら土壌汚染の土から出ている可能性もあるので、どうするんだ?(現時点で有害物質は不検知)
いったい、誰に責任があるんだ?歴代の市場長及び都知事は知らなかったと言い、小池新都知事がおかんむり。
というのが、現在のところのお話です。
今後、この問題をどう解決するのか?もはや移転予定だった業者の8割が「移転反対」を主張し、
都内の飲食店も「豊洲新市場」経由の鮮魚なら、今後取引しないと言い出しました。
9月28日から都議会が開催されますが、この問題の犯人探しと今後の方針に注目です。
しかし、これだけの騒動となれば、もはや豊洲移転は白紙となると思います。
総費用6000億円も費やすこの事業の責任は、結局は都民の血税の浪費という形で処理される事でしょう。
東京都民ばかりでは有りません。「夢の原子炉」と言われた、高速増殖炉の「もんじゅ」がまさに「夢」になりそうです。
これは、国内の原発から発生する使用済み核廃棄物から、再度プルトニウムを取り出し再利用を繰り返す
核燃料サイクルの重要な役割を果たす実験を行う施設です。
既に、1兆2000億円を費やしながらも、管理もコントロールもできない状態となり、原子力規制委員会が、
半年をめどに運営主体を変更しなさい。との勧告を出すものの、新たな運営主体が見つかりません。
政府も「廃炉」を視野に検討しており、今までの投資額が水の泡となる予定です。
このお金は、当然ながら国民の血税であり、今後の社会保障に影響が出る事でしょう。
日銀が、今後も金融緩和を期限無く継続すると発表しましたが、日銀がどんどん国債を買い、
じゃぶじゃぶとお金をばらまくから、政府も自治体も無駄使いをしてしまうのかもしれません。
日銀総裁は、総理大臣よりも年棒が高く、公僕トップの3500万円との事です。
目標である2%の物価上昇を成し遂げ、高額報酬に見合う成果を期待致します。
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