注目の外交ウィーク。
2017/11/12
アメリカのトランプ大統領のアジア歴訪が、日本を皮切りに行われた。
ゴルフ接待や趣向を凝らした食事など、各国が歓待ぶりを世界にアピールしていました。
トランプ大統領へのお土産として、日本と韓国は巨額の軍事装備品の購入を約束しました。
北朝鮮の脅威も有り、軍備品の購入は一石二鳥だろうとの事です。
韓国は、竹島問題や慰安婦問題等の日本との懸案についても、ちゃっかりとチョイス・アピールしていました。
軍事同盟の無い中国は、世界遺産の「故宮」を貸切にして、皇帝の座にて京劇を鑑賞させるという厚遇ぶりです。
尚且つ、お土産として28兆円の民間契約を提供し、トランプ大統領もご満悦との事でした。
各国政府は、トランプ大統領の趣味趣向や性格を徹底調査し、周到な準備をしていたことが伺えます。
アメリカは、核攻撃にも耐えられる専用車を持ち込んでの歴訪ですが、この歴訪で充分なお土産を手にしたのではないでしょうか?
そんな華やかなトランプ大統領歴訪の陰で、地道な交渉のうえで「TPP11」が大筋合意致しました。
アメリカが離脱して、かなり経済規模が縮小してしまいましたが、経済ルールの国際スタンダードを11ヵ国で締結できた事は大きいと思います。
日本にとっては、経済規模は小さくとも、加盟・批准国の多さで仲間を増やし、アメリカの求める二国間交渉をかわしたい思惑があります。
直前でカナダの抵抗に合い、暗礁に乗りかけましたが、何とかまとめ上げた日本の事務方の勝利でした。
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