無情な「拡大自殺」。
2019/06/02
川崎市の登戸駅付近で、又しても凄惨な事件が起きてしまった。
通学バスを待っていた小学生の列へ、刃物を振り回しながら無差別に殺傷を繰り返したあげく、犯人自身も自殺するという理不尽な事件である。
外務省職員の男性と、小学6年生の女児が死亡し、その他にも17名もの児童らが負傷した。被害にあわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
いつもと変わらぬ「日常」を過ごしていた家族を、一瞬で失ってしまう悲劇に、遺族の方のやるせない気持ちを考えると、本当にいたたまれない思いになる。
犯人は51歳の中高年者である。本来なら孫がいてもおかしくない年である。こんな大それた事件を起こす勇気があるなら、生きるための行動をしてほしかった。
犯人の生い立ちに、いささか同情する余地もあるが、多くの他人を道連れとする自殺行為は、明らかに間違った行為である。
何十年も引きこもり、同居している伯父夫婦でさえ顔が分からないということで、警察での遺体確認ができず指紋にて本人確認したという話には驚かされた。
引きこもり問題に取り組んでいる団体から、引きこもりイコール「悪」とのイメージを持たないで欲しいとの声明文が出されたが同感である。引きこもりの方が犯罪者予備軍とは思わないが、幅広い年代に「引きこもり」が蔓延している社会に問題があると思います。
建築と不動産を扱う者として思う事は、事件現場の面前で現在新築工事(献花場所)が行われています。施主様にとっては本当に不幸な事と同情致します。住むにも抵抗があるし、売却するにも買い手が付かないかと思います。本当に迷惑な事です。
まずはお気軽に無料相談
居住用や収益用物件等の不動産取得や、新築・リフォーム・入居者募集や賃貸管理等、
不動産や建築に関する事なら、何でもお気軽にご相談下さい