濃密な日々。
2020/03/15
新型コロナウイルスの影響もあり、世界中が滅茶苦茶になってきた。
世界中の株価や為替が乱高下しており、経済の先行きが不透明で不安ばかりが募ってしまう。
ニューヨークダウは、ブラックマンデー以来の暴落となり、日本の株価も1週間で3300円下落した。
東証一部の株価資産総額は、180兆円も吹っ飛んでしまった。
この傾向は、新型コロナウイルスが猛威を振るうヨーロッパでは、更に激しい下落となり「世界同時株安」となっている。
春の選抜高校野球も、とうとう初の開催中止となり、高校球児の夢を壊してしまった。
プロ野球選手を目指している球児にとって、自分の将来に関わる一大事となっている。
その他にも、大相撲春場所の無観客開催や、各種世界大会などスポーツやエンタメ公演の中止など、その影響は計り知れない。
そして、とうとう東京オリンピックへも「中止」か「延期」の話が現実味を帯びてきた。新型コロナウイルス騒動がピークアウトしなければ、予定通りの開催はあり得ないだろう。
このような混沌とした最中でも、3.11(東日本大震災の日)は今年もやってきた。今回は毎年行っている「慰霊祭」も中止となり、ひっそりと総理官邸での「献花式」となった。
東日本大震災から9年経って、復興状況について考えるべき時期が来たようにも思える。被災者の苦労や心情を思えば復旧復興は当然の事であるが、
震災以来、巨額な費用と時間を費やして除染を行い、巨額な復興税を拠出し、山を切り崩して「かさ上げ地」を造成しても住む人が戻らない現状を直視すべきである。
ある集落では、全住戸70戸のために6000億円の費用をかけて「かさ上げ地」を造成し、完成引き渡し後に戻ってきた住人は、70代の元住民3名だけとの事です。
税金(全額復興助成金)で綺麗な商店街を再建しても、買い物客がいないので商売が成り立たず、閉店倒産しているとの事です。東日本大震災を悲劇と美談で飾るのはやめて、現実を直視し費用対効果を真剣に考えなければ、間もなく発生するだろう「世界大恐慌」を乗り切れないのでは無いだろうか?
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