自粛と経済活動再開のバランス。
2020/06/28
完全な「自粛解除」から1週間が経過した。案の定、東京都の日々の感染者数は増加してきた。
既に「東京アラート」発動の基準をオーバーしているが、都知事選への配慮なのか?何ら自粛要請が再発動されない。
長い自粛生活が終え、自由を手にした民衆に、再度の「自粛要請」は不可能と思える。
会社への通勤が再開されれば、夜の街への進出も必然的に増加する。職場・飲食店・スポーツジム・カラオケ等でのクラスターも増加している。
私が職住活動している「さいたま市」でも、キャバクラクラスターが発生したようです。私はキャバクラには行きませんが、仕事上ここで感染した顧客と接触する可能性は否めません。
近くにクラスター発生現場があると、身近にある危険性を痛感致します。私は高血圧症の治療を5年以上継続通院していますので、新型ウイルスに感染すれば重篤化するかも知れません。
政府も新型コロナウイルスの「専門家会議」を廃止して、感染予防と経済活動拡大の「二兎を追う」事を目的とした新組織を立ち上げるようです。
新型コロナウイルスから直接的に生命を守っても、経済崩壊により自殺者が増加し間接的に生命を失う場合もあります。
結果的に日本は、世界でも稀有な緩い規制で、感染者数も死者数も抑制する事に成功しました。未知の新型ウイルスへの初期対応に「専門家会議」が果たした功績には感謝しか有りません。
今後、南米・中東・インド・アフリカ等で感染拡大が危惧されますが、北半球(赤道より北)の国々は、感染予防と経済活動拡大のバランスを取る事が最大の課題となります。
国が生活の面倒を未来永劫に見てもらえるならば、いくらでも自粛要請に応じますが、そんな夢のような話は有りません。生きていく為には働かなければなりません。働くためには経済が回らなければ仕事も有りません。感染予防に留意しながら経済活動する事が、今後の「生きる道」なのです。
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