「コロナ差別」で帰省できない。
2020/08/09
新型コロナウイルス感染者は、全国で連日1500人程度の新規感染者数となっている。
一説によると、新型コロナウイルスの遺伝子が変異して、弱毒性で感染力の高い「東京型」というのが蔓延しているとの事です。
日本で感染者が急増しても、重症者や死者が極端に少ないのは、このような要因からであると言われると、ストンと納得できる。
世の中は、日本民族特有の「お盆休み」に突入しましたが、今年は特別な夏になっています。
国が推進する「GoToトラベル」開催中なのに、各地の都道府県知事は「自粛」を要請しており、結局は自己判断となっている。
私も首都圏に通算28年居住しておりますが、お盆に帰省しない年は一度も有りませんでした。しかし、今回ばかりは帰省を諦めました。
私が帰省できない大きな要因は、田舎で特に強い「防衛環境」です。独特の「空気感」というか、悪い言葉を使えば「村八分」への警戒行動です。
実際に、実家の隣町で感染者が発生しましたが、1ヶ月以内に家族ごと引っ越したそうです。埼玉県の地方都市でも、感染者が回復後に自殺した事実も有ります。
客観的に見て「村八分」と思われる行為も、当事者達は正しい行動(集団的防衛行為)と認識しています。誰が悪いというより、集団(コニュニティー)生活の暗黙のルールと言えます。
「差別」と認識していない人々に、いくら注意喚起しても無意味です。なぜなら「人間の性」なのだから。
実家で一人暮らしの母に、「帰って来たければ帰って来い。自分は周りからどんな目で見られても耐えられるから」と言われました。私はこの言葉で今回の帰省を断念しました。
新型コロナウイルスが、普通のインフルエンザ(流行性感冒)のような感覚となる時期が、1日も早く来るように祈るばかりです。
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