首都圏「緊急事態宣言」再延長。
2021/03/07
首都圏(1都3県)のみに継続している「緊急事態宣言」が、3月21日までの再延長が決定した。
すっかり不要不急の外出自粛や、飲食店利用の習慣が無くなり、私としては延長の有無に関わらず生活スタイルは変わらない。
新規感染者数も下げ止まりしてしまい、再延長しても減少するとは思えないが、経済を考慮せず感染防止の観点だけならば、解除より再延長が好ましいのは当たり前である。
3月25日より、東京オリンピック・パラリンピックの「聖火リレー」が開始される。まさか「緊急事態宣言」中に行う事はできないので、21日解除は絶妙なタイミングだろう。
しかし、世界では感染力が更に強く、ワクチンの効果も減少する「変異株」が増加している。日本でもジワリと全国で確認されてきた。新型コロナとの戦いは長期化するのかもしれない。
政府の手厚い支援策で、企業の倒産件数や失業者数は抑制されている。しかしながら、休廃業や解散件数は過去最大となっている。つまり、倒産する前に自主廃業する経営者が急増しているという事である。
長引くコロナ禍で、政府の支援策も尽きてきた。持続化給付金や家賃支援給付金も終了し、雇用調整助成金の特例措置も4月末で終了する。新規の支援策が発表されていないので、5月以降は新型コロナ前の状態に戻る事となる。失業者の急増は目に見えており、景気の悪化は不可避かと思える。企業の資金繰りについても、更なる借り入れは難しくなり、自主廃業では無く「倒産」に追い込まれる企業も激増すると思われる。今年はどうなるのか?考えるだけでも恐ろしい。
まずはお気軽に無料相談
居住用や収益用物件等の不動産取得や、新築・リフォーム・入居者募集や賃貸管理等、
不動産や建築に関する事なら、何でもお気軽にご相談下さい