ワクチン接種の加速とオリンピック。
2021/06/06
日本のワクチン接種が加速してきている。小さい自治体では全住民への接種が完了した所もあるし、64歳以下へ接種券を配布し始めた自治体も出てきている。
今月の21日より「職域接種」も開始され、職場や大学などでの接種も行われる予定である。「ワクチン接種」がグッと身近に感じるようになった。
現役の社会人や学生が「ワクチン接種」を受けるので、予約システム等もスムーズに行われるのでは無いだろうか?
各地の職場や大学で行われるなら、もっと門戸を広げて希望者なら誰でも予約できるようにしてもらいたい。近くのオフィスや大学で受けられるなら、私もぜひ利用したい。
この様な「明るい話題」が出てくると、開催まで50日を切ったオリンピックも大丈夫じゃないかと思えてくる。
外国の選手も事前合宿のために来日しているので、現実的には「もはや中止は無い」と思う。
しかし、この段階になって「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の尾身会長が、オリンピック・パラリンピック開催について強い意見を発信している。
身内が反旗を翻した事に、政府の要人からは冷ややかな皮肉が言われているが、尾身会長の言っている事は正論である。しかし、時期が遅すぎる。
研究者たる専門家の意見と、政治家との意見では当然ながら相反する事も発生する。
尾身会長は、無観客で必要最低限のオリンピックにすべきと言いたいのだろうと思う。しかし、オリンピックは世界最大のスポーツの祭典であり、お祭りなのだ。
開会式や選手同士のコミュニケーションを削減しても、テレビで日本選手の活躍を見れば、興奮して応援に行きたくなるのは否めない。「完璧な感染対策は有り得ない」事を認めているから、尾身会長は心配して警鐘を鳴らさなければと思ったのだろう。
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