ゼロコロナ政策を止めた中国で、新型コロナの感染爆発が発生しているようだが、情報開示に信ぴょう性が無く世界に不安を煽っている。

病院で医療崩壊している様子や、火葬場でのパニックが報道されているが、中国当局の情報は現状との乖離が激しいように思える。

中国の薬局では薬が奪い合いとなり枯渇し、日本を含めて海外にいる中国人が、移住先の国で薬を買占めて中国へ送っている状況である。

中国はゼロコロナ政策を緩和した際に、何故か感染者数と死者数の公表を一方的に中止すると宣言した。

WHOからも正確な情報提示を勧告されたが、中国当局は透明性の原則に従って公表していると反論している。

世界からの批判に対し、中国当局は急遽コロナ感染死者数を発表したが、正確な数字なのか疑わしい内容である。

中国は一党独裁国家であり、これまでも自国に都合の悪い情報は歪曲して発表しており、世界は信用していないと思う。

一部の情報では、中国では人口の８割から９割が既に感染しており、逆に感染していない人が少数派で、就職や商業施設利用で差別を受けているとの事である。

中国は、国民からのゼロコロナ政策批判デモを尊重して大幅緩和に舵を切ったという体裁を取っているが、本当は経済停滞を何とかするために当局が画策した「ヤラセデモ」だったとも言われている。

ロックダウンを中心とするゼロコロナ政策から、突然に規制のない春節を迎える中国だが、感染爆発により新規発生した変異株が、再度世界を恐怖に巻き込まないよう願うばかりである。