少子化対策と結婚対策の関係。
2023/04/02
岸田政権による「異次元の少子化対策」の概要が発表された。
過去に例のない厚遇政策であるが、子供が出来たか生まれたかを前提とした政策である。
魅力的な文言の政策案ではあるが、費用対効果や財源の確保などが未知数であり、課題も多い内容である。
私の仕事にも関わるが、住宅取得関係にも少子化対策を絡める意向もあり、今後の法制化が注目される。
日本の出生率の低下は危機的であり、コロナ禍の影響かもしれないが、予想を8年も上回るハイペースで進行している。
卵が先か?鶏が先か?の問題かも知れないが、結婚率も激減しているので、婚活政策が先では無いかとも思うが、国家が個人間の結婚を強制する事もできず歯がゆいばかりである。
結婚適齢期の男女にアンケートを取ると、男性は経済不安で女性は自由な時間確保がネックになっているようだ。
ひと昔前なら、近所や親せきに「お節介仲人マニア」が多くいて、結婚適齢期の男女には周りが放っておかない環境があったが、現代ではハラスメントと言われるので難しくなった。
国の支援の下、各自治体が「AI婚活」を実施して結婚を促しているが、あくまで個人が自主的に動かなければ成り立たない。生物の生存目的は「子孫繁栄」とも言われている。本来若者は結婚して子供を持ちたいとの願望が有るはずである。それを許さない社会環境を変える事が最善の「少子化対策」であると思う。結果的には「格差の無い社会」を創造する事だと私は思う。
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