今後のマイナンバー制度。
2023/06/04
改正マイナンバー法が成立し、今後は益々便利になりそうです。
今後は、国家資格の登録や更新等にも利用できる事となり、私も各種の国家資格を保有しているが、提出書類が大幅に不要となるし、マイナンバーカードで資格者との証明ができるのなら大変便利である。
現行法では国家資格者が死亡した場合、相続人が各免許権者へ死亡を届ける事となっているが、義務化や罰則が無いので徹底されておらず、正確な国家資格保有者が把握されていない資格も多い。
今後は死亡届と同時に、故人の国家資格も抹消されるので、正確な資格者数の把握も可能となる事でしょう。
改正法の採決前に、マイナンバーカードのトラブルが報道されたが、原因はシステムの不具合ではなく、操作する人間の入力ミスや操作ミスであり、完全なヒューマンエラーであり致し方無い事情かと私は思う。
私も不安になり「マイナポータル」で自分の情報を確認したが、私の場合は正確に情報が反映されていた。この確認作業で初めてマイナポータルを確認したが、驚きと共に感動した。
前年度の収入や税金額、年金の情報、毎年の健康診断の内容、通院記録や処方薬の記録など、スマートフォンで確認する事ができてびっくりしました。
私は仕事柄「住民票」を頻繫に取得しています。(競売の入札時に提出が必要)役所の窓口では待たされるし受付時間にも制限が有るので、主にマイナンバーカードを利用してコンビニで取得しています。取得費用についても、役所の窓口なら300円ですが、コンビニ取得なら200円で待ち時間も有りません。(コンビニ対応時間は6:30~23:00まで)
日本人の特有性なのか、個人情報が利用される事に国民は過剰に警戒します。マイナンバー制度のシステム設計において、個人番号を他人に知られても利用される事はほぼ皆無です。行政機関のみがアクセスして閲覧できる仕組みであり、改ざんや変更を行うのは各管轄行政機関であり、他人の個人番号を知っても利用方法が有りません。
今回の改正マイナンバー法の成立により、2024年10月から現行の各保健証が廃止され「マイナ保険証」に一本化されます。(運転免許証も今後予定されている)
今後は病院を変えても、今までの医療データや記録を利用でき、薬事情報により適正な処方が行われ、高額医療費や医療費控除等の手続きも簡素化され益々便利になると思います。世界からデジタル後進国と揶揄されている日本ですが、マイナンバー制度の運用拡大で、民間も含めた更なる利便性向上が図られる事を期待したいと思います。
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