最大派閥「安倍派」にロックオン。
2023/12/10
与党:自民党の最大派閥である「安倍派」の有力議員が、根こそぎ窮地に立っている。
窮地に立つ根源は、政治資金パーティーでの裏金疑惑である。派閥の政治資金パーティーでのノルマ分を超過した資金が議員へ還流されていたが、その収支が政治資金収支報告書へ不記載となっており違法である。
派閥の盟主である安倍元首相が逝去し、最大派閥で有るがゆえに有力後継者(安倍派五人衆)が拮抗しており、新たな盟主を決められない状況であった。
実力のある議員には、当然ながら財界も近づくのでパーティー券のノルマは楽勝である。超過分のキックバックは有力議員ほど多く還流される。
最大派閥の有力議員なので、自民党や政府の要職に就いている。疑惑の議員が根こそぎ辞任や更迭になれば、自民党も岸田政権も危機に陥る事だろう。
今回のキックバックは安倍派だけの話なのだろうか?他の派閥でも同じような事が有ると思うが、検察やマスコミは安倍派をロックオンしている様だ。(二階派では議員側が政治資金収支報告書に記載しているので、ギリギリセーフの模様だ)
最新の報道では、岸田首相も耐え切れずに「松野官房長官」の更迭を決意したと報じられている。政権の要である官房長官を更迭すれば、それでなくとも支持率の低い岸田政権が維持できるのか?
13日に国会が閉会すれば、検察も直接議員への事情聴取が可能となる。検察がどこまでできるのか未知数であるが、複数の有力議員を立件できるなら「昭和のリクルート疑獄」以来の大疑獄事件になるかもしれない。
岸田内閣が総辞職に追い込まれるなら、総選挙で与党が大幅に議席を失うのは目に見えている。政界再編につながる火種となるのかもしれない。
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