「株価」過去最高更新中
2024/07/07
円安に伴い、外国人による日本株の購入が増加し、日本株は日経平均・東証株価指数ともに過去最高値を更新した。
日経平均と東証株価指数(TOPIX)との違いは、対象とする企業数と株価の平均なのか?時価総額によるポイントなのか?の違いである。
東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所の構成銘柄変更の影響もあり、現在は東証一部銘柄からプライム市場銘柄に変更している
単純に旧:東証一部銘柄=新:プライム市場銘柄ではないので、多少の修正や補正を加えてTOPIX銘柄を指定して過去の数値との継続性を維持している
つまり、日経平均株価は厳選された225社の株価の平均値だが、東証株価指数は東証プライム市場へ上場している全ての会社の株価時価総額のポイント推移である。
日経平均とTOPIXがともに最高値を更新したという事は、日本株全体の株価が最高値となった事を意味している。まさに円安・株高の相関関係である。
私の様に株式市場にに興味が無く、株に投資していない者には関係ない話かと思うかもしれないが、これに伴い、実は年金積立金の運用成績も過去最高となっている。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用実績が、世界的な株高や円安・ドル高で収益を上げている
年金積立金とは、年金給付財源から年金を支払った後の余剰金をいう。将来の年金給付財源の不足が予想されているので、余剰金の有るうちに運用して増やす事が目的である。
運用資産額は246兆円で、日本最大の投資運用機関である。損失を出した年もあるが、運用開始からの累積実績は153兆円の収益を出し、国庫に18兆円を納付している(利回り4.3%)
GPIFが良好な理由は、投資のバランス(ポートフォリオ)による。国内株と外国株、国内債券と外国債券を各25%としており、どこかが儲かれば、どこかが損するという、経済のリスク法則を遵守している。ブラックマンデーのような世界同時恐慌にならない限り大損する事は無い。巨額な運用資金があるのでレバレッジ効果で儲かる仕組みである。今後も安心安全な年金原資確保をお願いしたいものだ。
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