日本の至宝である「大谷翔平」選手が、9月20日の試合で大リーグ史上初の50本塁打+50盗塁（50-50）の偉大な記録を達成した。

過去の大リーグでは40-40を達成した選手が5名いて、42-42が今までの記録であった。ホームランバッターはパワーが必要であり、盗塁に必要なスピードを犠牲にしなければ成り立たない。

相反する要素である「パワーとスピード」を兼ね備える選手は少なく、50-50は実現不可能と言われていた。この通説を大谷選手は打ち破っているのである。

記録を達成したこの試合の大谷選手は凄まじく、6打席・6安打・3本塁打・10打点・2盗塁である。（3本塁打を含む全打席安打+2盗塁）

この試合で記録を更に伸ばして51-51までに到達している。全く打てない日や、本塁打も数試合ぶりなどの状況があったので、私は正直言って50-50は厳しいのではと思っていたが杞憂であった。

翌日（21日）の試合でも、ホームランを打って盗塁を成功させたので、今日の時点で52-52となっている。残り8試合あるので55-55を目指して欲しい。（解説のデーブ大久保氏が、55-55まで到達するなら、もはや笑うしかない「コント55号」であるとコメントしていた）

このスーパースターには、全米のファンからも「惜しみない尊敬の拍手」が送られ、スタンディングオベーションが自然に行われている。大谷選手は「投手で一流・打者で超一流」と言われている。

野球選手として「打って良し・投げて良し・走って良し」の三拍子揃ったスーパースターは、今後も現れるのであろうか？

今シーズンは故障した右ひじのリハビリの為、投手の大谷選手はお預けだが、来シーズンからは投手復活となるので更に楽しみでもある。ドジャースとの10年契約があるので大谷選手が39歳までこのチームでプレーする予定である。（途中トレードも有るけど）日本人にとって大谷選手の活躍は、自分の事のように嬉しく・夢で有り・生活の活力でもある。ケガに注意して益々長く活躍してもらいたい。