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自民党新総裁決定

2024/09/29

史上最多の9名による戦いとなった「自民党総裁選挙」が決着し、決選投票で石破氏が逆転当選した。

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1回目の投票では高市氏がトップであり、日本史上初の女性総理大臣が誕生か?と思ったが、決選投票では国会議員票が143票も石破氏へ移動し逆転した。

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石破氏は今回5度目の総裁選チャレンジで、今回を最後の戦いと公言し「背水の陣」を敷いていた。「選挙は何が起こるかわからない」と言われるが、予想外な現象も多かった。

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党員・党友票では小泉氏や石破氏が圧倒的に強いとの予想だったが、蓋を開けてみれば高市氏がトップであった。やはり自民党は保守的な思想が強い党なのだろう。

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若手のホープであり今回の大本命だった小泉氏は、終盤にかけて徐々に失速してしまい1回目の投票で3位に甘んじてしまった。国民受けする公約で私は共感できたが、保守的な自民党内からは敬遠されたようだ。又、連日の討論会での発言で経験や知識不足を露呈してしまったのが敗因のようだ。

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高市氏は極端なタカ派で、総理大臣になっても必ず靖国神社参拝を行うと公言しており、アジア諸国との外交がめちゃくちゃになる事を恐れた中道派やハト派議員の票が石破氏へ傾いたと思う。

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当選した石破氏は、数々の要職を歴任したベテラン議員であり、無所属(過去に石破派があったが解散した)でマスコミへの露出も多く国民的人気は高いが自民党内(仲間内)での人気は低いと言われている。この現象は改革派を自称して、自民党に批判的な是々非々の発言が多かったのが、国民的人気と党内不人気の原因と思われる。

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10月1日に臨時国会が召集され石破新内閣が発足する予定であるが、石破氏は「アジア版NATO」の創設や、財政規律重視の増税(消費税)を行う事を危惧されている。今後は国民的な議論となるだろうが、政治と金問題で退陣した岸田政権の課題解決にも対応してもらいたい。

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自民党を二分した激しい総裁選挙後の、党内融和をどのように構築して行くのか?、党内役員・大臣・副大臣・政務官人事が最初の難関となる事だろう。

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石破氏はなるべく早く総選挙を行うと公言しているので、年内に解散・総選挙が予想される。今度は自民党員ではなく国民による審判となるので注目である。自民党も日本維新の会も不祥事を抱えており、国会の議席数や与野党構成がどう変化するのか楽しみである。

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