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激動する世界情勢。

2024/12/15

韓国の尹大統領の弾劾が可決され、シリアでは親子で50年以上も継続したアサド政権が崩壊した。

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日本が悠長に平和を甘受している間に、世界各地で紛争や政権交代が行われ激動している。

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ロシアやイランを後ろ盾として、強権的な独裁政権を長期間維持していたシリアのアサド政権が、わずか12日間で崩壊した。崩壊した原因は、ロシアがウクライナ戦争、イランはイスラエルとの戦闘で余裕が無くなり、アサド政権を支える事ができなかったからだ。

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特にロシアはシリアを支援する代わりに、地中海に面したシリアの海岸線に空軍基地や軍港を持っており、この軍事基地を失う事は世界戦略的にも大きな痛手で有る。

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しかし、アサド政権を崩壊させたとしても、シリア内の反政府勢力は宗教や考え方の違う複数の組織が乱立し、ひとつの国家として機能して行くのか疑問である。今後も激しい内戦が続く危険性も帯びている。

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宗教や意見の相違を乗り越えて、同じシリア人として共生できる国家を創生して欲しいものだ。

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韓国の国会では、今週も野党が尹大統領への弾劾訴追法案を提出し、今回は与党から12名の造反が出て可決された。

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民主化移行後の韓国では、弾劾訴追が可決された大統領は今回が3人目である。

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今後は、韓国の憲法裁判所が180日以内に合憲か違憲かの判断を下す。過去2名の大統領への判断は分かれていた。今回はどのような判断となるのか注目したいが、尹大統領は強気である。

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尹大統領は国民向けの会見でも、司法と戦う姿勢を誇示している。韓国の警察・検察・司法は国民世論に影響を受けやすい。憲法や法律を曲解してでも韓国民が喜ぶ判決を出す傾向がある。「紀州のドンファン」殺害事件の判決で、限りなく黒に近く誰が見ても疑わしい若い妻を、「疑わしきは被告人の利益に」との原則のもと、確定証拠は認められないと無罪判決を下した日本の裁判所とは大きく違う。日本国民のほぼ全員が「犯人だ」と思っても、心象証拠では無く確定証拠を重視する日本に住んでいて良かった。こんな厳格な日本の司法制度でも冤罪があるのだから、人間に完璧は無いのである。

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