住宅ローン不承認者の持家取得
2016/05/31
状況
13年前の平成不況の最中、超氷河期と言われた就職受難時代に大学を卒業し、正社員での就職が叶わず、派遣社員や非正規社員として働いている方で、妻子のためにも「持家」を取得したいとの強い希望でした。
提案
支払い能力があっても、住宅ローンを金融機関から拒否される事が最大の原因であり、「オーダー・リース」方式による住宅取得をご提案致しました。
結果
当社と依頼者にて協議のうえで、依頼者の希望する立地・間取り・仕様にて戸建て住宅を建築し、当社には分割支払いにて支払う方式にて、目的を達成できました。
詳細
本人の意思に関わらず、一度非正規にて就労した方は、なかなか正規社員にはなれない社会情勢でした。希望する物件があっても、雇用状況が不安定との理由で、金融機関から住宅ローンを拒否され、相談者は途方に暮れておりました。
そこで当社は、当社が管理可能な地域内で、当社と依頼者が納得承認できる、仕様・構造による戸建て(注文住宅)なら、自社割賦販売(自社ローン)による提供が可能だとご提案しました。尚且つ、将来的な失業不安を解消するために、返済期間中は貸家として当社が所有権を保持し、全額返済した時点にて依頼者へ所有権を移転する「買取権付賃貸借契約」(オーダー・リース方式)と致しました。
これならば、万一、依頼者が失業し、返済金の支払いが滞った場合でも、通常の賃貸借と同様に退去さえすれば、自己破産する事無く生活再建が容易に行えます。当社は建築・不動産業者でもあるため、金融機関と違い競売処分する事も無く、貸家や中古住宅として再利用ができます。
依頼者の方には分割手数料(金利分)の負担はありますが、月額支払額を無理のない金額とし、その分返済期間を延長できる逆算方式にて、月額返済額を設定致しましたので、大変喜ばれております。
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