相談者からの感謝の手紙 1
相談者からの感謝の手紙 2
「貸売り住宅」利用者からの手紙
ご夫婦で公営団地に居住している、タクシードライバー(完全歩合制の非正規社員)の、67歳の方からの相談でした。
ご相談者は、「若い時から仕事を転々とし、何とか子供も独立して夫婦水入らずとなりました。私も何とか働いてはいるものの、あと数年しか働けないと覚悟しています。老後を考えると国民年金だけでは心許なく、この僅かな年金から家賃を払えば生活を維持できるのか心配です。私の夢は、苦労をかけた女房に中古で構わないので、家賃を支払う事の無い戸建ての持家を残してあげたい事だけです。」とのご相談でした。
ご相談者の年齢と属性では、もはや金融機関からの住宅ローンも難しいと判断し、埼玉県内のご相談者が希望するエリア内で、売りに出ている500万円以内の中古物件の資料を収集し、ご相談者へ渡しました。
この中から気に入った物件があるなら、当社が購入して貸家としてお貸しします。但し、その賃料はこの物件買取の分割払い金と致しますので、総額で購入代金分と分割手数料分を支払えば、完済時に所有権を移転しますよ。という提案を致しました。
ご相談者は大いに喜び、東松山市の調整区域内にある平成3年築の450万円の土地付き中古住宅を選択致しました。
当社にて、この物件にホームインスペクションを実施し、売主へ交渉してある程度のリフォームも行ってもらい購入し、ご相談者へ提供致しました。
※手紙はクリックで拡大します。
相談者の敵対関係者からの手紙
アパートを経営する相談者から、家賃を長期滞納している高齢者を何とかして欲しいとの相談が有りました。
5年以上も滞納しており、督促する度に「支払う」と言われますが、一向に支払われないとの事です。オーナーである相談者は根負けし、退去してくれるなら滞納家賃は要らないとの意向です。
当社がこの滞納入居者と面談すると、脳梗塞の既往歴のある独身高齢者で、戦中・戦後の混乱期に少年時代を過ごしたため、読み書きも不自由な無教養の方でした。当社が親身となって事情を聞くと、支払いたくても支払えない状況でした。この方は貧困ビジネスの被害者で、元暴力団関係者が経営する近所のスナックで、「ツケ」で飲食の提供を受けているため、年金支給日には全額を取り上げられるとの事です。当然ながら無一文で生きて行ける訳がなく、空腹をしのぐ為に、またこのスナックに通い、電気代や必需品購入等でどうしても現金が必要な場合は、このスナックから必要最低限のお金を借りる生活を繰り返している有り様でした。(生かさず殺さずのスパイラル)
当社はこの方を救済すべく、福祉事務所へ連れて行き、この方の支援者として担当者と協議致しました。ご本人も食事提供のある施設への入所を希望したため、緊急避難施設への入所手続きを代行し、貧困ビジネスを行っているスナックに対し、今後の支払い拒否を通知し、支払いを求める場合は、請求根拠を明示のうえ提訴するよう求めました。但し、その場合はご本人に自己破産してもらう予定で有る事も申し添えたため、渋々債権放棄に応じてもらいました。
今回の件を弁護士等に依頼すれば、セオリー通りに滞納入居者に対し、建物明渡訴訟を起こし、強制執行により追い出し、身寄りのない高齢者をホームレスに陥れる事となったでしょう。
当社への依頼者はオーナーでしたが、この滞納入居者を救済する事が、依頼者たるオーナーの利益に繋がる案件であり、両者ウィンウィンの決着を見ることができました。
当社の依頼者と敵対する、退去させられた滞納入居者から感謝された珍しい案件です。
※手紙はクリックで拡大します。
まずはお気軽に無料相談
居住用や収益用物件等の不動産取得や、新築・リフォーム・入居者募集や賃貸管理等、
不動産や建築に関する事なら、何でもお気軽にご相談下さい
-
お電話での相談
-
メールでの相談