先日、日本の中枢たる官庁街の霞ヶ関を含めた大規模な停電が発生した。

なんと、この原因は埼玉県新座市で起きた火災でした。

老朽化した送電ケーブルが発火し、火災を起こして５８万棟に及ぶ停電が発生しました。

都心には発電所が無く、隣接する他県から電力が送られているそうです。

このような地下ケーブルは老朽化が進み、既に耐用年数を超えているそうです。

今後、このような火災が度々発生する可能性も有り、都心の脆弱さが改めて露呈してしまいました。

江戸時代の幕藩体制の時、将軍家の本拠地たる江戸城を守るため、近隣には

譜代の有力家臣の領地が配されていました。（埼玉・神奈川・千葉など）

現代でも、この地域間主従関係の名残があります。

突然。東京オリンピックのボート・カヌー競技の会場を、埼玉県戸田市の「彩湖」へ、という

話しが急浮上してきました。

彩湖は、荒川が氾濫した場合に、東京を守るために川をせき止め。貯水するために造られました。

我が家の近所にあるので、子供が小さい時は頻繁に遊びに行っていました。

広大な河川敷が延々と続き、サイクリングロードや野球・サッカー・テニスコート等が

何面も作られています。荒川が氾濫した場合、この公園を水に沈めて避難時間を稼ぐのか？

我が家は水没するのか？と思ったものです。

戸田市は北区・板橋区と隣接しているため、首都高を使えば選手村から２０分以内で

移動も可能です。オリンピック終了後も遺産とならず活用できるので、有力な候補地では

ないかと、私も思います。（近所なので観戦に行きたい）

やる気満々の宮城県が一歩先行していますが、東京のために水難（水害）を甘んじてうける宿命の

埼玉県民を見捨てないでほしいものです。