「テロ」のような姑息な手段にて成立した「テロ等準備罪」
2017/06/18
「共謀罪」と呼ばれる「テロ等準備罪」新法が、15日に成立した。
通常の手続きである「法務委員会」での採決を省略し、中間報告にて参議院本会議
にて可決成立させる、まるで「テロ」のような姑息な手段であった。
野党の抵抗も空しいばかりである。所詮、日本の政治は議員の数による多数決です。
私は、何らかのテロ防止法は必要であると思うが、今回の法案は政府の説明不足で良く理解できません。
犯罪集団との認定定義が曖昧で、所管する法務大臣すら理解しておらず、安倍総理や
法務副大臣に国会答弁を制止させられる有様です。(大臣はアホ?)
政府がこのような暴挙に出た事実を隠すように、同日に加計学園問題の重大発表も行いました。
文科省が怪文書の存在を認め、内閣府からの圧力を示唆すれば、内閣府の担当大臣(地方創生大臣)が
否定したうえで、文書を作成したのは、文科省のスパイ(出向職員)だと言い放ちました。
国会の最終日に集中質疑を行いましたが、もはや後の祭りで国会閉会です。
加計学園問題も、森友学園問題のように、世間からの風化を狙った政府の企みです。
安部一強の長期政権の綻びが、最近はかなり目立ってきています。
加計学園と関係が深い政治家が多く、安倍総理が主張する「法律に基ずく適正な選定行為だった」とは、
国民の誰もが思わないと思います。
ヤンキー先生(義家文科省副大臣)ですら、もはやすっかり権力のしもべとなり、内部告発した文科省職員への
懲戒を指示しています。
「驕れる平家、久しからずや」の如く、今週告示の都議選や、今後の国政選挙にて
国民の審判を受ける事でしょう。
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