2019年も、あと３日です。このブログも今年最後なので、2019年を総括したいと思います。

私にとって、今年の3大ニュースは、１位：「令和」改元・２位：度重なる災害・３位：ラグビーワールドカップ日本躍進です。

新天皇即位による新元号改元を、大喪の礼（天皇崩御）を経ずに、200年ぶりに譲位による継承がなされた事は、誠に喜ばしい限りです。

昭和天皇崩御と、平成天皇即位を経験した私としては、当時の率直な心情として、悲しむべきか喜ぶべき事なのか？躊躇した記憶があります。

天皇家と言えども家族です。葬儀と慶祝を同時に行うには抵抗があると思います。上皇夫妻がご健全であり、世代交代によるおめでたい即位を迎えられた事は何よりでした。

そして、今年も100年に1度の災害が目白押しでした。地球環境の悪化による自然災害が、世界的に毎年起こることに憂慮せずには要られません。

関東・首都圏でも、台風15号・19号による甚大な被害があり、その傷は今でも癒えず、避難所で年越しをする被災者の方々もいらっしゃいます。

政府は補正予算を組んで、災害に対する強靭化のためにインフラ投資や、被災者への補助金等を実施しましたが追いつくはずがありません。自分の身は自分で守る事が大事な時代となりました。

そんな災害の最中に、日本国民に希望を与えてくれたのが「ラグビーワールドカップ日本大会」での、日本代表メンバーの大活躍です。

すっかり私も「にわかファン」になってしまいました。年明けからのトップリーグが楽しみです。多分、人気のスポーツになると思います。

海外に目を向ければ、やはり「香港での民主化要求デモ」が注目されます。台頭する中国型社会主義と、疲弊してきた欧米型民主主義の闘いのように思えます。

経済成長が良好なら人権は後回しで良いのか？経済よりも人権が尊重されるべきなのか？世界を二分する議論です。経済も人権も両方良しとなる事は矛盾なのでしょうか？

今後も世界情勢には注意が必要です。

来年の日本は、いよいよ「オリンピックイヤー」です。来年も良い年になるよう頑張って行きたいと思います。皆様も良いお年をお過ごし下さい。