2020年、波乱の幕開け。
2020/01/05
2020年、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い致します。
おめでたい正月なのに、とんでもないニュースが舞い込んできました。元日産会長のカルロス・ゴーン氏が、保釈中の身でありながら日本から逃亡しました。
カルロス・ゴーン氏は、保釈条件として海外渡航禁止状態であり、出国手続きを経ない違法な逃亡を行いました。
15億円の保釈金没収も「屁とも思わず」、一説では22億円にもおよぶ費用を費やした逃亡劇との事です。何万人ものリストラを行い、自分は望外な報酬を得ていたのでしょう。
日本の司法制度や、出入国管理の問題が今後クローズアップされる事でしょう。
それよりも切実なのが、アメリカによる「イラン司令官殺害作戦」の実施です。
両国関係が最悪な状態であることは周知の事実ですが、国の軍隊を使って他国人を殺害する行為は、平和に慣れてしまった日本人には理解できない事です。
イランの最高指導者ハメネイ師は、「報復」を宣言しています。(イランは人治国家であり、最高指導者は大統領より格上です)
もはや、両国は開戦状態であり、世界のメディアでは、今後の本格的な戦争は不可避との報道です。
やはり、中東は世界の火薬庫であり、戦争の絶えない地域です。イスラエルやサウジアラビアも参戦する事は間違いなく、膨大な難民と宗教上の殺戮が繰り返される事でしょう。
日本はエネルギーの9割を、中東からの原油に頼っています。日本はアメリカの同盟国であり、イランとも伝統的な友好国です。先日、海上自衛隊の派遣を閣議決定しています。
こんな緊迫した世界状況のなかで、政府・自民党が「IR疑獄」・「桜を見る会」問題で信頼を失墜しています。1月20日から始まる国会では、野党も協力して中東問題を議論すべきと思います。今年は東京オリンピック・パラリンピック等の平和の祭典が、日本で予定されています。戦争で台無しにならないように祈るばかりです。
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