逃げるは恥だが役に立つ。
2018/03/25
2016年に一世風靡したTVドラマに「逃げるは恥だが役に立つ」があった。
新垣結衣(ガッキー)さんや、星野源さん等の人気俳優が出演し、「逃げ恥ダンス」も爆発的に流行した。
相撲の貴乃花親方には、この「逃げ恥」の言葉が、今はピッタリと当てはまっている。
元横綱日馬富士の暴行事件に対し、相撲協会と対立し「内部告発状」まで提出して抵抗していたのに、自分の部屋で弟子が暴力事件を起こしてしまい完全撤退となった。
いくら厳しく弟子を育成しても、まだ二十歳ぐらいの若者には感情を抑える事ができなかったものと思えます。
自分の弟子の暴行事件では、日馬富士事件と違い警察への被害届も出さず、早急に相撲協会へ報告して寛大な処分を求めている。
しかも、日馬富士事件の際には、一切会見もぜずに沈黙を守ってきたのに、今回はマスコミにも雄弁であり、今まで散々批判してきた正に真逆の対応をしている。
提出した告発状も取下げ、今後は一兵卒として相撲協会へ服従するので、弟子には寛大な処分をと懇願している。
世間では貴乃花親方の厚顔無恥な変節ぶりを批判していますが、私には「平成の大横綱」のプライドよりも、赤っ恥をかいても、世間にバッシングされても、ひたすら弟子の将来を優先する行為に思います。誰よりも悔しい思いをしているのは貴乃花親方でしょうが、弟子の不祥事は師匠の責任であり、何を最優先すべきかを断腸の思いにて決断した事でしょう。
「逃げるは恥だが役に立つ」。今は泥まみれになろうとも、いつか初志貫徹を達成してもらいたいものです。
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