長年にわたる「すったもんだ」の末に、２年遅れでようやく「豊洲市場」がオープンした。

世界最大の市場である「築地市場」が、1.7倍の規模を拡大して「豊洲市場」へ移転した。

移転反対運動や土壌汚染問題、小池都知事の政治パフォーマンス等で、遅れに遅れてしまった感は否めない。

何はともあれ、オープンした限りは過去のいきさつを乗り越え、未来に向けて発展してもらいたいものです。

築地市場からの大規模な移動が話題になりましたが、未だ移転が完了していないものがありました。

1万匹以上と言われる「世界一グルメなネズミ」の大移動です。

ちょっと駆除しただけで数千匹が捕獲されます。この結果から「ねずみ算」で計算すれば、数十倍のネズミ数が容易に予想されます。

巨大な食糧庫であった「築地市場」が解体されるので、ネズミは周辺地域の飲食店等を目指して大移動すると思われます。

電線をかじって火災を起こしたり、病原菌の感染など周辺住民の不安も最もですが、今まで「築地市場」に数万匹もいたという不衛生さに驚嘆しました。

「豊洲市場」の有害物質を非難して、移転反対を訴える前に「ねずみ病原菌」の問題を解決すべきでは無かったのかと思います。

今後は「豊洲市場」の衛生管理に細心の注意をお願いしたいものです。