米中貿易戦争の波紋。
2019/05/12
世界のGDP1位・2位の経済大国である、米国と中国の貿易戦争が佳境に入ってきた。
閣僚級の協議がまとまらず、強気のアメリカが追加関税を10%から25%に引き上げた。
土壇場で纏まると予想していたが、両国の駆け引き戦略なのか?結果的には悪化の方向に進んでいる。
傍から見ると、ガキ大将のアメリカが急にルールを変更したいと、「ごり押し」しているように思えるが、アメリカ国民にとっては、今までの不公平を是正しているように思っているようだ。アメリカ国内でのトランプ大統領の支持率は、現在過去最高になっているとの事です。
アメリカは、強大な消費大国であり、世界中から巨額の輸入を行っているが、逆に輸出量が少なく自国の産業が衰退しているとの主張です。
日本は、中国もアメリカも大事な貿易相手国(1位と2位)であり、この貿易戦争の影響が懸念されます。
アメリカの保護主義的「ごり押し」は、いよいよ中国の次は日本に矛先が移ってきます。
日本は中国と違い、アメリカとの関係は良好であり、アメリカ国内への投資額も多く、製造業では問題が少なそうですが、アメリカ産農産物の輸入増進を強く主張されそうで、又しても衰退する日本の農家が犠牲になりそうな雰囲気です。自由貿易と自国産業の保護、この微妙なバランスをどうするか?ここが大問題です。
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