「中東戦争開始」10分前で回避。
2019/06/23
中東で戦争が開始される危機が、現実におきている。アメリカからの攻撃開始が、何とか10分前に回避された。
事の発端は、アメリカのトランプ大統領が、昨年「イラン核合意」を一方的に離脱した事から始まった。
特にイスラエルを優遇するトランプ政権が、イランが合意事項を遵守していないと主張して経済制裁を強行した。
日本の安倍総理が仲介の努力を試みたが、イラン訪問の最中に日本のタンカーがホルムズ海峡で攻撃を受けた。
アメリカはイランの仕業と主張し、イランはアメリカの「でっち上げ」と批判合戦をしている。
そんな緊張関係が続いている状況で、今度はアメリカの無人偵察機が、イランによって爆撃された。
イランは、アメリカの偵察機が領空侵犯したと主張して残骸を公開し、アメリカは領空侵犯をしていないのに爆撃されたと非難している。
アメリカ軍は、トランプ大統領の承認を得たうえで、この爆撃の報復としてイランの軍事施設への空爆を実施しようとし、攻撃開始10分前にトランプ大統領が中止を命令したとの事です。
イランの軍事力は中東でも有数であり、一説には既に核爆弾を保有しているとの噂もあります。
アメリカとイランが戦争をすれば、同盟国であるイスラエルとサウジアラビアも参戦し宗教戦争の要素も増大します。
イスラム教のシーア派とスンニ派の国々が、この機会に勢力を拡大しようと参戦するかも知れません。
中東は「世界の火薬庫」と以前から言われています。ここを刺激すれば戦争拡大は必至であり、石油の流通が滞れば世界経済にも影響します。
特に日本は、中東からの石油調達が9割を占めています。ホルムズ海峡付近で戦争が起きれば石油が調達できず、備蓄分(200日分)を消費すれば生活もできません。
この問題は他人事ではありません。本当に円満な解決を望みます。
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