文大統領の「天国と地獄」。
2019/07/07
朝鮮半島の南北非武装地帯である「板門店」で、電撃的な米朝首脳会談が行われ世界に衝撃を与えた。
現職のアメリカ大統領が、初めて北朝鮮へ足を踏み入れた。
この衝撃的なニュースにより、苦労して開催した日本の「G20大阪サミット」の話題はすっ飛んでしまった。
わずか1日での首脳会談実現は偶発的だったのか?入念な計画の基に仕組まれた演出だったのか?
仲介の労を担った韓国の文大統領にとっては、久々のクリーンヒットであり、支持率回復の好材料であった。
しかし、翌日にはとんでもない地獄が待っていた。日本政府からの「半導体材料の輸出規制」である。
韓国経済の20%を占める半導体の生産に大打撃となる。日本政府の「貿易制裁」とも思える措置に、韓国では大騒ぎとなっている。
韓国では、対抗措置として規制品の国産化やWTOへの提訴等を行うようだが、どれも時間の見通しが立たない方策であり、早期解決できる方法ではない。
しかし、この輸出規制した原材料にて製造する製品を、日本のメーカーも購入して商品を生産しているので、両国に取っても有益ではない。
背景には「徴用工問題」や反故にされた「慰安婦問題」など、韓国の文政権が対応を先送りにしている事への、日本政府のいら立ちの様相は否めない。
近年、こんなに日韓関係が最悪な状態も珍しい。国民に反日を煽りながら、問題解決を無視する文政権も悪いが、日本も侵略していた過去が有るのだから、韓国国民の心情も察するべきてある。
韓国では日本製品の不買運動や、日本への旅行自粛等の運動を行っている。両国の高度な政治行動により、未来志向での友好関係が早く復活するように願うばかりである。
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