「サクラ」(偽功績者)を見る会。
2019/11/17
最近は、長期政権による「ゆるみ・たるみ・堕落」が目立ってきた。
毎年、春に行われる、総理大臣主催の「桜を見る会」が、総理や自民党に私物化されているとの疑惑が持ち上がった。
国民の税金を使った、自民党議員の後援者親睦会(イベント)ではないか?と言われている。
この疑惑に対して、自民党の大物議員の発言に驚かされる。安倍総理に対し、地元の下関から850名も招待しているが、どんな功績・功労者か?との質問に対し、町内会長やPTA役員をやられた方がいる。と国会で答弁している。(私も子供のPTA役員をした経験があるが、招待された事がない)
余りにも呆れた国会での答弁に「言葉」が出なかった。ましてや総理を叱責できる立場にある、自民党の二階幹事長は「政治家が後援者を優遇するのは当たり前、何か問題あるのか?」と真顔で言っています。
安倍一強の長期政権が続き、与党の堕落ぶりも「ここまで来たか」との思いです。前日には高級ホテルにて「桜を見る会前夜祭」というパーティーを格安会費で行い、公職選挙法違反の疑いも有ります。
安倍総理は、異例の記者会見を行い、「全額参加者が支払っている」「参加費はホテル側の提示した金額であり妥当だ」「安倍晋三事務所に問題は無い」と火消しに躍起となっています。
政府は、早々に来年の「桜を見る会」の中止を決め、この問題の拡大を阻止したいようです。「臭いものには蓋をする」トカゲの尻尾切りであり、実質的に疑惑を認めたようなものです。
野党は、今回の問題を「千載一遇のチャンス」と捉え、強硬に追及していく体制を取っています。関係官庁の官僚を呼び、厳しくヒヤリングをしていますが、これも長期政権の弊害ですが、官僚が「真実」を告白していません。
所詮は俸禄をはむ役人なので、保身のために口を割りません。立場は理解できますが、主人は与党議員では無く、主権者たる国民に奉仕する事を思い出してもらいたいものです。
与党に忖度して不正に口をつぐむ事の無い、内部告発や真実の暴露を保護する法案こそ、早急に与野党にて成立させる事が急務であると、私は強く思います。
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