「自粛」から「自衛」へ。
2020/06/14
新型コロナウイルス騒動は、東京アラートが解除され、即座に「ステップ3」へ移行した。
東京都庁やレインボーブリッジも、不気味な「どす黒い赤」(血の色)から虹色に変更された。
東京都の新規感染者数は、相変わらず毎日20名前後の状態なのに、電光石火の速さで規制緩和されて行った。この理由には18日に告示される東京都知事選が影響しているようである。
「新型コロナウイルス騒動に目途が立たない限り、東京都知事選挙など考える事ができない」と言っていた小池都知事は、さっそく翌日に「再選出馬宣言」をしている。
小池都知事も、東京都民に自粛要請しながら、経済がボロボロの状況で、さすがに都知事選に立候補できないと思ったのか?いったい「東京アラート」は何だったのだろうかと思う。
6月19日には、全ての業種の休業解除と、他の都道府県への移動制限も解除されます。いよいよ全ての規制が解除され「新しい生活様式」(ニューノーマル)の時代となります。
各業界でも新たなガイドラインを設定しました。特に感染リスクの高い「水商売」やイベント業界では、今後厳しい営業が予想されます。
高級ナイトクラブは勿論の事、キャバクラやホストクラブでも名前や住所等の顧客名簿作成が要請されます。プライバシーを晒してまで行かなければならない店なのか?今後の営業動向がどうなるのか注目です。
必要最低限の買い物しかしないのであれば経済は成長しません。生活費以外の可処分所得の増大(収入増)と流通(お金の消費)がなければ経済成長は成り立ちません。サービス業の隆盛が好景気のバロメーターです。今回の新型コロナウイルス騒動は、サービス業に痛烈なダメージを与えました。「自粛」が終了した今、自分で「自衛」しながら積極的に経済活動する事が、我々の今後の使命となります。
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