「大麻取締法」の矛盾。
2020/09/13
今日は、朝からビックニュースが飛び込んできた。
全米女子オープンテニスで、日本の大阪なおみ選手が2年ぶりに優勝しました。
今回は、プレーだけでは無く、今、全米で問題視されている「黒人差別」についてのメッセージ性も話題となった。
大阪選手は、黒人差別に抗議して、毎試合毎に黒人犠牲者の名前入りマスクを着用しており、決勝まで到達する事は、より多くのマスクを披露できる事となります。
大阪選手は、「アスリートで有る前に、私は一人の黒人女性であり、過去に怖い思いもたくさんあった」と言っています。スポーツに政治を持ち込むことは禁止されていますが、今回の主張は「政治」では無く「人権」であると容認されたようです。
日本では、俳優の「伊勢谷友介」氏が、大麻取締法違反容疑で逮捕された話題で持ちきりです。
伊勢谷友介氏は、売れっ子俳優の傍ら、事業家や教育者の一面もあり、ボランティアにも熱心に取り組んでいました。
各種の行政会議にも招かれ、自身の主義主張を発信しており、今後も数々の映画やドラマも公開の予定があり、業界に相当な影響が出る見込みです。
日本の大麻取締法には理解しがたい要素があります。この法律は、許可を取得した「大麻取扱者」以外の者が、大麻の栽培・所持・譲渡・譲受をしてはいけない。が大前提である。(乾燥大麻を吸引するだけなら違法ではない)
他の幻覚作用のある薬物は、所持も使用も違法だが、大麻の場合はギリギリセーフなのである。(但し、乱用使用者には人体に影響がある)
大麻とは、世界的に繁殖する生命力の強い植物であり、古代から存在する植物です。歴史的にも人類との結びつきが強い。
世界には、所持や使用が違法でない(合法、又は非犯罪化)国も多い。
大麻(たいま)は、漢字の通り大麻(おおあさ)であり、古くから人類に無くてはならない貴重な「素材」でもありました。
紙・建材・糸・縄・医薬品・食料・油・燃料・肥料等、人類に有益な植物であり、古代より活用されている。
特に日本では「神道」でも欠かせないアイテムなのである。大麻(おおぬさ)と呼んで、神主様がお祓いで使う神具にも利用されている。
まもなく退任する安倍総理の「昭恵夫人」も、大麻文化の復活について一役買っています。(この夫人は何にでも登場します)
この人類に貢献する植物について、吸引する事により幻覚作用が有ることが判明し、この有害部分の取り扱いが国によって違います。快楽を求める欲求は権利であるとする国もあれば、この快楽を禁止する事が公衆衛生である。このためには「大麻草」の栽培を放棄する国もあります。中途半端な法律でも、日本のルールは後者を選択しています。納得できずともルールはルール。という事なのでしょう。
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