「菅内閣」スタート。
2020/09/20
菅政権がいよいよスタートした。安倍晋三無き「安倍政権」と揶揄されているが、今後どうなるだろう?
新内閣の閣僚の顔ぶれをみると、「国民のために働く内閣」をスローガンにしているだけあって、ベテランや専門性を持った大臣を任命しているように思う。
前例を打破する・縦割り脱却・規制緩和・構造改革・デジタル庁創設・不妊治療の保険適応・携帯料金値下げ等、菅政権の方針には「バラ色のお題目」が多い。
国民受けするお題目のせいなのか、報道各社の支持率調査でも高い数字が出ている。
「安倍政権の継承」を標ぼうする菅総理は、歴代3位の高支持率でスタートした。(安倍政権以上の高支持率スタート)
国難ともいえるコロナ禍で、戦後最悪のマイナス経済や財政状況の中で、今後どのような舵取りをして行くのだろう。
長期政権の後の内閣は「短命」というジンクスがあります。ましてや菅総理は、自民党初の無派閥の総理総裁である。(各派閥の信任を失えば即崩壊)
そんな菅政権のスタートに、さっそくスキャンダル的な問題が発生した。「ジャパンライフの巨額詐欺事件」の動向である。
うさん臭い健康器具を、どんでもない高額で売り付け、その器具をレンタルすれば高収益になるとの触れ込みで、多くの高齢者から2100億円もの資金を集金して会社解散(破綻)した詐欺事件である。
逮捕されたジャパンライフ元会長の山口氏は、多くの大物政治家とも繋がりがあると言われており、今後は野党が躍起となって追及する事は目に見えている。
安倍前総理の退陣で、うやむやにされかけた「桜を見る会」問題も再燃する事だろう。(まるで安倍政権の終焉を待っていたかのような逮捕である)
菅政権の加藤新官房長官は、既に資料やデータが消滅しており再調査は不能と記者会見しているが、これで収まるはずが無い。税金を投入した政府行事の資料や文書が無いのは、安倍政権の悪しき弊害であった。今後は文書管理を徹底する。と逃げ切りたいのだろうが、この問題は菅政権の最初の関門となるだろう。どのようにかわして逃げ切るのか?見ものである。
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