アメリカ大統領選挙の行方。
2020/11/08
混迷するアメリカ大統領選挙2020で、今朝ようやく当選確実が発表された。
稀に見る激戦であり接戦で、得票数も過去最大となり記録づくめだ。
激戦州では、数千票差との事もあり再集計や確認作業が現在も行われている。
現職でありながら敗北したトランプ大統領は、この選挙には重大な不正があるとして、法廷闘争を主張しており「敗北宣言」を行わない。(勝手に勝利宣言している)
アメリカの分断は深刻であり、来年の大統領就任式まで予断を許さない状況が続きそうである。
トランプ大統領の、数多くの提訴が終結しなければ、アメリカの各州で選挙人を任命できず、選挙人選挙での新大統領の過半数確保ができない可能性も有ります。
その場合は、アメリカの下院で各州代表者議員(50名)による選挙で大統領が選出されるが、そうなると共和党が有利となり、今回の大統領選挙での民意が反映されない事態も懸念される。
アメリカ大統領選出のルールが、現代にそぐわないのは否めないが、議会の新勢力図でも民主党と共和党が拮抗しており、共和党が不利になるルール改定は現状では不可能と思われる。
今回の選挙で当選確実となったバイデン氏は、分断を止めて「ひとつのアメリカ」になろうと訴えています。アメリカ人の良心を尊重すれば、民意に反した結果にはならないと私は思います。
新大統領になるバイデン氏は、就任時には78歳となり史上最高齢の大統領となります。女性としても黒人としても初の副大統領となるハリス氏が重要であり注目されます。
トランプ政権の4年間、一国重視主義を取っていた超大国アメリカが、世界協調路線に戻る事は喜ばしい事と私は思います。今後世界はどのようになるのか?注目です。
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