情報社会の昨今、時代の変化のスピードは、もの凄く早い。８３歳の森会長（元総理）の感受力では無理があるのではないだろうか？

一昔前なら当たり前に言えた内容も、今の時代では「女性蔑視」と捉えられてしまう。

７年もの長きにわたり、東京オリンピック・パラリンピックの実行委員会会長として君臨したのに、開催165日前になり「辞任」の危機にある。

発言撤回の会見を開けば、更に「逆ギレ」してしまい「火だるま」状態となってしまった。森会長の現役時代には何ら問題視されなかった言動も、今ではパワハラ・セクハラ・差別と非難される。ご本人も、まさか世界中でこれほど非難されるとは、予想もしなかったろうし、何が悪いのか理解できていないと思う。

政府やIOCは「火消し」に奔走しているが、コロナ禍のうっ憤もあり「大炎上」状態が拡大している。森会長に意図的な思いや悪気が無い事は分かるが、本当に運が悪い人だと思う。

運が悪いと言えば、菅総理も首相就任後は災難続きだ。新型コロナの第三波感染拡大や、GOTOキャンペーンの失敗、与党議員の数々の不祥事。そして、今回は「緊急事態宣言」の延長を余儀なくされた。

緊急事態宣言の効果もあり、感染拡大は減少傾向に移行してきた。感染抑制の効果は有るが経済への打撃は計り知れない。飲食業への補償や雇用状況悪化への対応など、問題山積で苦労が絶えない。

新型コロナは災害である。先進国でワクチン接種が開始されていないのは日本だけである。今後もオリンピック・パラリンピック開催問題や総選挙も予定されています。くれぐれもお身体と精神状態には気を付けて頂きたいものです。