天国と地獄
2021/05/09
日本ではゴールデンウイークが終了したが、新型コロナウイルスの新規感染者数は減少せず、「緊急事態宣言」の延長が決定した。
日本も大変であるが、インドはもっと悲惨な状況となっている。
インドの1日当たりの新規感染者数は40万人以上となり、死者数も1日当たり4千人越えの惨状である。
当然ながらインドでは医療崩壊を起こしており、病院に行っても治療できない状況である。
報道では医療従事者が不足・疲弊しており、研修医が「命の選択」を行っているそうです。(助かる可能性がある者しか治療しない)
毎日4千人以上の遺体が発生するので、火葬施設が間に合わず「野焼き」で火葬している凄惨な映像が報道されている。
インドは「世界の薬局」と言われるほど製薬業が発達している国であり、国産のワクチンも有って、他の途上国に輸出していたのに、「何故」こうなってしまったのか?
インド政府の失策と、国民の「緩み」が原因と言われるが、日本も含めた世界にとって「反面教師」として教訓としなければならない。
一方でワクチン接種の進んだ、欧米や中東の富裕国では感染者数の減少が顕著となり、各種規制緩和のニュースが多発してきている。
やはり「ワクチン接種」が新型コロナウイルスへの「切り札」だったのか、ワクチン接種が進むほど「コロナ前」の状況に近づいている。
日本は先進国で最低の接種率であり、ワクチン確保の目途が立ったと政府は胸を張るが、このままの状態なら日本が「集団免疫」を得るには来年の春以降と言われている。
この期間にワクチンが効かない「変異株」が発生する可能性も十分にある。「天国から地獄」も「地獄から天国」も一寸先は分からない。
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