緊急事態宣言下の無観客オリンピック。
2021/07/11
東京に4回目の緊急事態宣言が発令されたが、東京オリンピックは「無観客」で実施される。
感染リスクの高い「飲酒会合」を禁止する事により、人流を削減する目的は理解できるが、飲食業者は悲惨である。
苦境の飲食業者を救済するために、協力金の先渡し制度を新設するそうだが、焼け石に水の協力金より、強硬営業する店舗も増加している。
政府は「強硬営業店潰し」のために、「酒と金」を止めるという強硬策を取ろうとして「ひんしゅく」を買ってしまった。
飲食店側は、安心安全な感染対策を実施している店舗であれば、営業を認めて欲しいと訴えているが、完ぺきな感染対策など有るはずが無い。
オリンピックも「しかり」であり、厳しい感染対策を取っても、一人の感染者も出さない事は有り得ないのである。
結果的に「無観客開催」となってしまうのは致し方無い事だと思う。
地方での一部競技の開催や、公道などで行われるチケット無しの競技以外は「無観客」となり、損害は莫大なものとなる。
宿泊業者・観光業者・飲食店・交通業者は、新型コロナとのWパンチである。「不運の東京オリンピック」は伝説となる事だろう。未来的に再度東京でオリンピックが開催される事は無いのかもしれない。
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