戦後最短の決戦。
2021/10/17
万歳三唱の怒号の中、衆議院解散が宣言された。現在の日本国憲法のもと、最短決戦となる衆議院総選挙が始まった。
政権交代する程の勢いを感じないが、現在の選挙制度の下では、まったく可能性が無いわけではない。運命のいたずらで野党が過半数を取る事も有り得るのである。
何はともあれ、先生、先生と崇められていた代議士が無職となり、土下座や頭を下げて有権者へ「哀願」する選挙期間が到来した。
与野党の公約を吟味して、今後の日本のために多くの有権者に投票してもらいたい。
新型コロナの影響で、経済も生活も大きく変化してしまった。与野党の公約にはそれぞれに一長一短が有り、有権者の置かれている立場や環境により選択肢は違うと思う。
今回の総選挙で目立つのは、各党のバラマキ公約である。財源は借金の国債なのに本当に実行可能なのだろうか?日本の将来に対して無責任では無いのか?
本当に困窮している方々を救済する事は必要だが、それでは公平性が保てないから「一律給付」とする。困窮者の定義をどう定めるのか?今こそ知恵が必要であると思う。
政府の許可を得て、現職の財務次官が財政破綻の懸念文書を投稿したが、これは具体的な給付金額を提示していない自民党の戦略かと思える。現実に政権を担っている自民党では、各党同様にバラ色のバラマキ政策はできないので、国民に将来を心配させる事で批判回避を狙っての事と思われる。いづれにせよ選挙結果がどうなるのか?楽しみである。
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