再燃してきた「政治体制」闘争。
2021/12/12
アメリカが主催する「民主主義サミット」が行われた。
急速に台頭してきた「中国」を意識しての行動と思われる。
第二次世界大戦後の冷戦や、ソビエト連邦の崩壊、中国の改革開放による市場主義への転換など、社会主義体制は崩壊したが、権威主義的政治体制の国が増加してきた。
新型コロナの対応等で、権威主義的政治体制にメリットがあるように思われるが、その反面に「人権尊重」に問題がある。
独裁者や一党独裁による政治体制は、危ういとのリスクは十分に理解できるが、中国やロシア等の現状体制を転換する事はとても難しい問題である。
表向きは選挙で選ばれた大統領や政党と言っても、選挙制度が正常に機能していない疑いも多く、専制的な国では何が正しいのか分からない。
政治体制の違いは、各国や各民族に委ねられるべき選択ではあるが、暴力や権力によって強制されているのでは?と、民主主義が成熟している国々では危惧してしまう。
人間は、不自由や苦難の中でも「一抹の幸せ」を見出し、満足する習性がある。これは「諦め」と「妥協」から来るのかもしれないが、人間の「強さ」とも言える。人類とは本当に理解しがたい生き物である。
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