ウクライナ進攻の「現実」。
2022/02/27
世界が注目する中、ついにロシアがウクライナへ軍事侵攻を、電撃的に開始した。
ウクライナの東部地区だけでは無く、ウクライナ全土に対する大規模な侵攻となり、首都キエフの陥落も間も無くのような勢いである。
今のところは、軍事施設への攻撃のようだが、誤射や兵士の暴走などで、民間人や民間施設への被害も発生している。
ウクライナの18歳から60歳までの男性は、国外脱出を禁止され「国民総動員法」により徴兵された。その他の国民は周辺国へ脱出を図っており、難民は500万人以上が予想されている。
ロシアにも欧米にも、ウクライナにもそれぞれ言い分や主張はあると思うが、武力で解決する事は「愚の骨頂」といえる。
このような暴挙を、国家として行えるのは「権威主義体制」の独裁者のなせる業であろう。ロシアのプーチン大統領が、閣僚一人一人に自分を支持させるスピーチを強要する光景の映像には「ゾっ」とした。
頼みの綱の国連においても、安全保障理事会の常任理事国がロシアであり、拒否権を発動すれば簡単に否決でき無意味である。(しかも今回は、ロシアが議長国である)
今回のロシアの軍事侵攻の目的は、ウクライナのゼレンスキー大統領を拘束か殺害をして、現政権を転覆させたうえで、ロシアの傀儡政権を樹立させる事にあるようだ。
この時代に他国の国家元首を拘束や殺害をして、自国の利益を達成させる野蛮な手法がまかり通る事が不思議である。欧米も9.11テロの時に、イラクやアフガニスタンへ軍事侵攻して政権を転覆させている。当事者国は大義名分や正義を主張して実行しているが、暴力や戦争に勝者はいない。
一説には、ロシアのプーチン大統領は「パーキンソン病」を患っており、悪化する前に宿願を達成させようと焦っている。と言われている。年齢も69歳であり、今後ロシアに対する厳しい経済制裁が行われることを考えると、今回の暴挙が「プーチン政権崩壊」の始まりなのかもしれない。
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