世界を驚愕させた、ロシアによる「ウクライナ進攻」が長引いている。

当初は、圧倒的な軍事力を持つロシアが、48時間以内にウクライナの首都「キエフ」を占領すると言われていたが、ウクライナの激しい抵抗により大幅に遅れている。

一方的に侵略されたウクライナは、祖国を守ろうと士気が高く、兵士や市民が武器を持って戦っている。（男女に関係なく）

そうは言っても、圧倒的な兵力を持つ軍事大国ロシアなので、制圧されるのは時間の問題であろう。ウクライナの完全制圧と経済制裁によるロシア国内での政権崩壊との時間との闘いである。

そして、世界を震撼させたのが、原子力発電所への攻撃である。政治的・戦略的な目的で原発施設を支配下に置きたいのは分かるが、一歩間違えれば世界的大惨事となる。

ウクライナには１５基の原発があり、重要なエネルギー源である。

この戦時下が１０日以上も続き、ウクライナ市民の辛苦は想像を絶する。全土を破壊され食料や安全を求め、避難する難民が既に130万人を超えたとの報道である。

２１世紀になり、核兵器も存在するこの世界で、核保有国が興す侵略に、世界はどのような対応をすれば良いのか？NATO軍がロシアに宣戦布告すれば、核戦争による世界大戦となり、地球は滅亡する。

「核のボタン」を持つ独裁者が、正常な思考能力を失った時に、侵略が始まり核戦争となり人類は滅亡する。核兵器廃絶は世界の最優先事項である。