昨夜遅く、衝撃的なニュースが隣国の韓国よりもたらされた。将棋倒しで死亡者149人・けが人150人との内容です。（今現在）

韓国の梨泰院（イテウォン）で、日本の渋谷のように「ハロウィーン」で若者が殺到したとの事だが、一気に149人もの人命が失われる事が信じられなかった。

韓国でも新型コロナの規制が終わり、抑制されていた若者のエネルギーが、ハロウィーンというイベントへ向かったのだろうか？

事故の現場となった韓国の梨泰院地区は、日本の渋谷とは違い「原宿」のような小路や路地が中心の街並みのようである。

そこに何万人という人数が押し寄せ、坂道で将棋倒しが発生したようである。定かでは無いが、有名人が現れたので急遽人波が殺到したとの情報もある。

梨泰院は人気ドラマの舞台でもあり、日本でも「六本木クラス」というリメイクドラマが先月まで放送されていた。

韓国の若者にも、韓流ドラマが好きな外国人にとっても「人気の街」なのだろう。

混雑しすぎて救急車もなかなか到着できず、本来なら助かる命も失われてしまったのかもしれない。本当に痛ましい限りである。

私も人の親であり、今回不運にも事故に巻き込まれ命を失った若者の親御さんへ思いが行ってしまう。楽しそうに出かけた我が子が「帰らぬ人」となったショックは言葉にならない。

今回の事故を今後への検証とし、主催者の居ない文化や風習に起因する自然発生的イベントに対する対策が必要である。クリスマスでは発生しないが、日本でも正月の初詣や花火大会等で将棋倒しが発生した過去が有ります。神社や主催者が対策を施す事が常識となったが、何故かハロウィーンは特定地域で仮装を楽しむ自然発生的な若者文化である。その地域はとても迷惑している様ではあるが、やはり管轄する行政が管理すべきである。