北朝鮮からのミサイル発射が半端ない。国民が飢えているのに、高価なミサイルをどんどん海に捨てている。

韓国でアメリカ軍との大規模な軍事訓練に反発しての行動だろうが、金正恩は常軌を逸しているのでは無いだろうか？

今月だけでも、４日間で33発ものミサイルを発射している。ミサイル１発当たり：300万ドル（日本円で4.4億円）の費用が掛かるらしいので、146億円が海に消えた計算になる。

北朝鮮では、首都の平壌以外に住む大部分の国民は、電気・ガス・水道も食料も無く、今でも川で洗濯するような生活との事である。（朝鮮王朝時代と変わらない）

インフラ整備は勿論のこと、農業以外の産業も育成しておらず、出稼ぎによる僅かな外貨を湯水のように軍事費に費やし、軍事強国だと世界にアピールしている。

北朝鮮の国民は貧しく、子供も育てる余裕が無いので人口も減少している。人口の５％が兵員であり兵役期間も長すぎる。正に歪な国家運営である。（暴動が起きないのが本当に不思議である）

通常兵器の近代化にコストを掛ける余裕が無く、苦肉の策が核を搭載可能な長距離弾道ミサイルを保有する事なのだろう。それをひたすら世界にアピールするしか術が無いのである。

北朝鮮の国民は幸せなのだろうか？世界の情報から隔離されているので、この生活が当たり前だと思っているのであろう。この生活から何とか解放させてあげたいものである。

北朝鮮からのミサイル発射には困ったものだが、日本の「Jアラート」は何とかしてもらいたい。通過してから発令されても意味が無いと思う。

北朝鮮が、ミサイル発射施設から発射する技術段階は、もう既に過ぎてしまった。移動式の発射技術が定着してきたので、日本もそれに対応する警戒システムに更新すべきである。

日本の防衛省は、発射されたミサイルを打ち落とすとの事だが、不規則な動きで目標に着弾する「極超音速ミサイル」に本当に対応できるのか？

日本の周辺には、大規模な軍事力を持つ国が多い。政府は軍事費倍増の検討をしている様だが、まずは警報やミサイル防衛能力を強化してもらいたい。