国際会議が集中している。コロナ感染症の騒動以降で、対面による世界の首脳会談が行われた。

11月11日～19日までに、ASEAN首脳会議・G20サミット・APEC首脳会議が東南アジア諸国で集中的に行われた。

新冷戦と言われ、激しく対立しているアメリカと中国による、二大大国の首脳会談も行われた。

日本の岸田首相も、戦後最悪と言われていた日韓関係を修復すべく、３年ぶりに日韓首脳会談を行った。

アメリカにべったりと追従する日本なので、当然ながら中国との関係も良好では無いが、米中首脳会談のおこぼれで、こちらも３年ぶりに日中首脳会談が実現した。

アメリカの中間選挙で、予想外に民主党が善戦したので、バイデン大統領は自信を持って外交ができたみたいである。

このように世界の主要国が活発な外交を行うので、無視されている北朝鮮が疎外感を感じ、ここにいるよ！とばかりにアメリカ全土を射程に入れる大型弾道ミサイルを発射した。

北朝鮮の金正恩最高指導者は、愛娘を初公開して、花火見物のように手をつなぎながらミサイル発射を見学するとのパフォーマンスを披露した。

今回のミサイルは、１時間以上も飛行して日本のEEZ内に墜落した。このミサイルに核弾頭を搭載できる能力があるのかは不明だが、ミサイル技術は着々と進化している。

日米韓の同盟関係を更に強固にして、北朝鮮やロシアや中国に対峙しなければならない。地政学的に日本は本当に危うい位置に国がある。外交こそが日本の生命線なのである。