新着情報

社長ブログMS Trust Co., Ltd.

誹謗中傷を乗り越えて。

2024/08/25

酷暑の中行われた「第106回全国高等学校野球選手権」で、延長10回タイブレークの末に「京都国際高校」が初優勝した。

2

3

厳しい練習に耐え、栄光を掴んだ球児たちに心より拍手を贈りたい。しかし、彼らは野球だけでは無く、心無い「誹謗中傷」とも戦っていた。

7

京都国際高校は、中高一貫教育の私立学校で2003年に学校法人を設置し、京都府知事から中学・高校の認可を受けた。この学校の前身が1947年(昭和22年)に開校した在日コリアン向けの民族学校(京都朝鮮中学)であった為、全国に点在する「朝鮮学校」(各種専門学校扱い)と混同されている。

5

京都国際高校は「朝鮮学校」では無く、韓国系の国際学校であり韓国と日本の高校認可を得ており、卒業すれば韓国・日本の両方の高校卒業資格を取得する事ができる。2004年より日本人の入学も受け入れており、現在では日本国籍の生徒が8割を占め、日本の学習指導要領に則って文科省認定の教科書を使用している。(特徴として英語・韓国語教育に力を入れて国際人を育成する学校)

6

この様な歴史を持つ学校なので校歌が韓国語であり、甲子園で勝利するたびに流れる校歌に違和感や拒絶感を感じる日本人が多く、SNS等に誹謗中傷のコメントが多く載せられ、大会事務局にもクレームが寄せられた。(韓国では日本海を「東海:トンヘ」と呼称するよう国際運動をしている)

4

京都国際高校の生徒数は140人(高等部)で、男子は70人中61名が野球部である。野球部強化のため全国から優秀な選手を集めて何年もかけて強化して強豪校となった。(OBはプロ野球界へも輩出)

1

優勝後の会見で、韓国語の校歌に誹謗中傷が有る事に「韓国系学校がルーツなので、正直しょうがないと思っている。誹謗中傷が辛い時もある」と主将の藤本選手がつぶやいていた。一生懸命に野球をやって甲子園優勝の栄誉を掴んだ高校球児に、こんな言葉を言わせてはいけない。国際化が顕著なこの時代に、甲子園で流れる校歌が日本語で無ければならないという日本人こそ恥ずかしいと私は思う。(私は韓国料理も韓流ドラマもKポップガールズグループも好きだ)

まずはお気軽に無料相談

居住用や収益用物件等の不動産取得や、新築・リフォーム・入居者募集や賃貸管理等、
不動産や建築に関する事なら、何でもお気軽にご相談下さい

お電話での相談

048-816-2030048-816-2030

メールでの相談