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私の「独断と偏見」査定。

2024/09/15

自民党総裁選の告示が行われ、過去最大の9名の立候補があった。野球チームができる人数である。

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派閥がほぼ消滅したこの機会に、将来的な目論見を見据えて立候補した議員もいると思うが、推薦人20名の高いハードルをクリアしている。

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実現の可否はさておき、各々が自分をアピールするすばらしい政策を掲げて選挙に挑むようだ。

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私は、自民党員で無いので選挙権は持っていないが、この総裁選に勝利した方が総理大臣になるので、個人的な独断と偏見で評価させて頂く。高市早苗氏は保守に傾倒しすぎており危険だ。総理になっても平気で靖国神社参拝をして国際関係が悪化しそうである。小林鷹之氏は若手のホープではあるが、知名度と経験不足が不安である。林芳正氏は経験豊かなベテランで有るが、実務者向きでありリーダーとしては箔が薄い。

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小泉進次郎氏は知名度抜群で次世代のリーダーになるのは間違いないが、今回がその時なのだろうか?経験不足に一抹の不安を感じる。上川陽子氏は国際経験も豊富で女性政治家としてはトップと言えるが、今の日本の政界で「ガラスの天井」を突き破るのは難しいと思う。加藤勝信氏は要職を歴任した実務家で「平時の加藤」と呼ばれ安定感はあるが、権力闘争渦巻くドロドロした政界でトップに君臨できるのか疑問である。

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河野太郎氏は意欲も経験も有り革新的な考えもあり有力候補で有るが、候補者で唯一派閥に残留しており「機を見るに敏」ではない。石破茂氏は今回は最後のチャレンジと覚悟して望んでおり最有力候補と言えるが、国民人気とは裏腹に自民党内での人望が無く長期政権は厳しそうである。茂木敏充氏は党内でも実力者であり政治力も有る。しかし、古いタイプの政治家であり国民的な認知度は低い。

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この様に各候補者には一長一短があり、完璧な人物はいないものだ。各世論調査の結果を見ると小泉氏・石破氏がトップを拮抗しており、次点として高市氏・河野氏との結果である。

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自民党総裁選の仕組みでは、地方票や党員票が半数を占める一回目の投票で石破氏と小泉氏が選出され、議員票が中心の2回目の決選投票でどうなるかが今回のポイントである。

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石破氏も小泉氏も無派閥であるので、議員票がどちらに流れるのかが見ものである。水面下でドロドロの政治駆け引きが行われると思うが、自民党の議員がどちらに「恩を売る」方が得なのかで勝敗が決まると思う。私の個人的な希望で有るが、誰が勝利しても「小石河連合」(小泉・石破・河野)での政権が誕生するのが一番良いと思う。

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