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解散総選挙。試練の裏金議員

2024/10/06

10月9日に衆議院が解散した。15日告示・27日投開票の衆議院総選挙が予定されている。

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昨年から政治と金問題で大揺れだった政界も、今度の総選挙で一定の決着を見る事だろう。

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戦後二番目の早期解散を行った石破政権だが、裏金議員への対応として非公認や比例区との重複立候補を認めない等のペナルティを課し、私としてはある程度評価できる対応で有ったと思う。

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石破首相・森山幹事長・小泉選対本部長が方針を決定したが、なかなか賢い戦略であった。最初に非公認を発表した6名は安倍派の幹部であった有力議員であり、非公認でも自力で当選できる確率が高い政治家である。

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その後に追加で非公認とした6名は選挙に弱く、現状でも落選の可能性が高い議員であり、裏金問題対応への「いけにえ」にされたような非公認である。結果的に12名の非公認とその他の裏金議員は重複立候補不承認とした。

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今回の衆議院総選挙で、自民党は議席を減らす覚悟で臨み、裏金議員は小選挙区を自力で勝ち上がらなければならない。野党にとっては千載一遇のチャンスであるが、この好機を活かし切れるのか厳しい状況である。石破首相の就任直後の早期解散は、野党に選挙準備を許さない戦略で有り、痛みは伴うが自民党としては「ギリギリの良策」であったと思う。

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野党も与党も「過半数確保」を目標としており、どのような結果になるのか27日が楽しみである。私の予想では与野党拮抗の勢力図となり、連立政権再編成も有るかもしれない。

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既に評論家や一部報道紙の予想では、自公での過半数割れが予想されている。選挙後の国会で与党が過半数割れなら、法案や予算を成立させるためには野党の協力が必要となる。与党に近い日本維新の会や国民民主党がキャスティングボードを握るのかもしれない。

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現状の国会勢力図は、巨大与党に弱小野党の構図であり、与党がダメな時の受け皿となる野党がない。選挙後に旧安倍派や高市氏を支持する極右派が自民党から抜け出し「新党」を結成する可能性も有る。今回の衆議院総選挙は政界再編をもうかがえる大事な選挙になるのかもしれない。

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