首都圏で凶悪な強盗・殺人・拉致監禁事件が連日続発している。

これらの事件の実行犯らは逮捕されているが、素人の若者が犯人とのケースが多い。共犯者とも指示役とも面識が無く、スマフォからのSNS連絡だけで行動している。

逮捕された実行犯は、「逮捕されて良かった。これで解放される」と安堵する若者も多いとの事。割の良いバイトや副業募集には、とてつもない「闇」が存在する事を認識して欲しい。

簡単な作業・高収入・日払い等、甘い誘い文句には裏が有ると思った方が良い。巧みに個人情報や家族の情報を取られて、辞められない・抜けられない・断れない状況となる。

ある意味実行犯も被害者かも知れないが、強盗・拉致監禁や殺された当事者はたまったものではない。指示役は暴力団や半グレ等の反社会的勢力と言われている。

警察も東京・神奈川・埼玉・千葉の首都圏広域合同捜査本部を開設し、本腰を入れて捜査に当たるようだが「秘匿性の高いアプリ」を解析できるのかがポイントとなる。

この問題解決の根本としては、闇バイトへ応募する若者をなくす事である。若者なら凶悪犯罪に加担させられ、女性や高齢者なら「オレオレ詐欺」の受け子にさせられるらしい。日本は人手不足で求人も多いが、雇用者と従事者のミスマッチも多く、仕事に就けない人も多いのが現状である。昔から「うまい話には裏が有る」との格言をもっと拡散すべきだ。