11月11日に「特別国会」が開催され、少数与党となった石破首相が30年ぶりの決選投票のうえで選出された。

野党第一党の立憲民主党は、他の野党との連携に失敗し政権交代とはならなかった。

野党が一丸となれば政権交代が可能となり、野田連立政権が誕生したかも知れないが、他の野党は無効票となる事も覚悟のうえで決選投票を投じた。

実はこの大事な首班指名選挙の日に、飛ぶ鳥を落とす勢いであった国民民主党の玉木代表の不倫スキャンダルが発覚し、代表辞任の危機に瀕していた。

今回の衆議院総選挙で４倍の議席を獲得し、新人議員だらけの臨時の国民民主党両院議員総会で、何とか続投を承認され事なきを得た。

不倫のお相手は、16歳年下の元グラビアアイドルである。玉木代表の2006年のブログには「政治家は不正をしてはいけない。私は不倫は絶対にしない」と発言していたが、やはり玉木代表も「所詮は男」である。（甘い誘惑には勝てない）

「出る杭は打たれる」と言うが、このスキャンダルをマスコミにリークしたのは、「103万円の壁」を危惧する財務省だとか、連携を模索する立憲民主党だとか「陰謀論」もネットで騒がれている。

何はともあれ、30年ぶりの少数与党政権がスタートした。野党と連携しなければ法案も予算も成立させる事ができない。今までの様に「強行採決」が不可能になったことが「吉と出るか凶と出るか」今後の国会を注視していきたい。