「平成２８年熊本地震」が発生しました。
この地震でお亡くなりになった方と、被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
現在も大きな余震が頻発し、避難所でご苦労されている方も多く、とても心配です。

地理的・物理的要因により、日本は世界一の「地震大国」です。
この国に住む民族の宿命なのでしょうが、自然災害には我々は無力です。
５年前の「東日本大震災」の復興も、まだまだ道半ばですが、熊本・大分の
復旧・復興も今後の課題となります。

安部総理は、リーマンショックや東日本大震災に匹敵するような出来事が
起きない限りは、消費税増税は予定通り行うと言っていましたが、今回の
「熊本地震」を大義名分とし、消費税増税を再度先送りとし、この公約違反について
国民の信を問うとして、衆参ダブル選挙に打って出る公算が高まりました。
最大野党の民進党（旧民主党）が政権時代に消費税増税を決めた経緯があるので、
この件を争点にされれば、野党は増税先送りを反対するしかありません。
高齢者や低所得者は勿論の事、増税を好む有権者は少ないので、結果的には与党が
大勝する事でしょう。（本当に第二次安部政権は強運を持っています）
アベノミクスの停滞と、最近の不透明な経済状況と、なかなか脱出できないデフレで、安部政権
の支持率が下降傾向だったのに・・・・。人生は何が起こるか分かりません。（五里霧中）

それでも我々は、地震大国で生きていかなければなりません。現状でも心掛け次第では
減災は可能です。技術的には「震度１０」にも耐えられる建物は建築できます。（コストは高い）
大きな家具や家電へのストッパーの取付等、津波や地割れ以外の要因には耐える事ができる
知恵はあります。
この国に住まう者の義務として、災害への備えを怠らないよう。心掛けたいものです。