また、「ＩＳ」による同時自爆テロが発生しました。
今回はＥＵの本部のある、ベルギーの首都ブリュッセルの空港と、ブリュッセル中心部
にある地下鉄の駅で強行されました。
ベルギーは、ＥＵの大国であるフランスとドイツの中間に位置するため、立地的・
政治的判断にて、首都であるブリュッセルにＥＵの本部が置かれています。
人口１１００万人の小国であるベルギーに、ＥＵの首都を設置したため、軍事・警察力
が弱く、そこを突かれた形となりました。（ベルギーは、ヨーロッパの柔らかい脇腹と呼ばれています）
今回のテロには、日本人２名も巻き添えとなり、現実的に「対岸の火事」とは言えなくなりました。

又、極東アジアにおいても、北朝鮮と韓国の関係悪化がヒートアップしています。
毎度毎度の「オオカミ少年」的な北朝鮮の挑発的言動に、失政による人気回復を
狙う、韓国の朴大統領が乗っかってしまい、両者が後に引けなくなり、軍事衝突が
現実味を帯びてきました。
元々、朝鮮は儒教の国であり、体面と面子を重んじる性格であるため、弱気な
姿勢を見せられない状況となりました。
お互いの国が、最高指導者の拠点に攻撃を仕掛けると言い合っています。
（暗殺作戦の訓練の様子を公開）

そして、アメリカ大統領選挙で、共和党の指名トップを邁進中のトランプ氏が、
自分が大統領になったら、「ＩＳ」を壊滅するために、戦略核兵器の使用を容認する
と言ったり、今日に至っては、世界各国に展開するアメリカ軍について、各国が基地
の駐留経費を、大幅に増額負担しなければ、全面撤退すると言い出しました。
今までの、アメリカが守ってあげるから、過度な軍事力や核兵器を持ってはいけない。として
きたアメリカの方針を転換させるとの発言です。
万が一にも、トランプ氏が大統領になれば、アメリカは鎖国政策を取り、今まで同盟国
であった日本や韓国等は、自前で軍事力を強化し、核も保有する事に成るかもしれません。

第三次世界大戦や、人類滅亡へ徐々に近づいているのでしょうか？